“紫丁香花”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
むらさきはしどい66.7%
はしどい16.7%
パープル・ライラック16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そう思って見れば、これ等の瑞々しい紫丁香花むらさきはしどい色の花弁の上には敏感に、微に、遠い雲の流れがてりはえているようではないか。
小景:ふるき市街の回想 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
庭からは紫丁香花はしどいの匂いの流れて来るなかで、凍てがますますきびしくなって、沈みゆく太陽がその寒々さむざむとした光線で雪の平原を照らしたり
イオーヌィチ (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
第一に、紫丁香花パープル・ライラック——これは初恋のときめきだ。それから花箪草フラワー・マッシュルームは、もう信ぜられぬ——と云う意味なんだし、最後には、紅おだまきレッド・カラムバインを渡して、怖るべき敵近づけり——と警告を発しているのだ。
オフェリヤ殺し (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)