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さむざむ
ふりがな文庫
“さむざむ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
寒々
92.9%
寒寒
7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
寒々
(逆引き)
門内に、
駕籠
(
かご
)
をひそませ、幾つもの人影が、
寒々
(
さむざむ
)
と、風を避けて、
佇
(
たたず
)
んでいた。もう立つばかり身支度して、そこに出ていた石川数正の妻子たちである。
新書太閤記:11 第十一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
気がついて見ると、いつの間にか日が
陰
(
かげ
)
って、私達がそれまですっかり話に気をとられて腰かけたままでいたヴェランダの上は、何か急に
寒々
(
さむざむ
)
として来た。
朴の咲く頃
(新字新仮名)
/
堀辰雄
(著)
さむざむ(寒々)の例文をもっと
(13作品)
見る
寒寒
(逆引き)
いつでも妙に
寒寒
(
さむざむ
)
としてゐやがる。目を伏せてその伏せた目の薄い
暈
(
かさ
)
が、奴の痩せた膝小僧へ投輪みたいにヨボヨボと緩く幽かに落ちて行くのが見えるくらゐだ。
竹藪の家
(新字旧仮名)
/
坂口安吾
(著)
さむざむ(寒寒)の例文をもっと
(1作品)
見る
“さむざむ”の意味
《形容動詞》
いかにも寒い感じであるさま。
殺風景なさま。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
さむさむ
さむ/″\