朴の咲く頃ほおのさくころ
あたりはしいんとしていて、ときおり谷のもっと奥から山椒喰のかすかな啼き声が絶え絶えに聞えて来るばかりだった。そんな谷あいの山かげに、他の雑木に雑って、何んの木だか、目立って大きな葉を簇がらせた一本の丈高い木が、その枝ごとに、白く赫かしい花を …
作品に特徴的な語句
ごい 横川よこがわ ざい かえ 喧嘩げんか あるい かがや 一目いちもく あるじ 仲違なかたがい におい たび 日向ひゅうが 申訣もうしわ 真向まむき むら まとま たず たよ 丈高たけたか 三枝さいぐさ 丹誠たんせい かわ 今年ことし 何処どこ おもかげ いた 其処そこ 冬籠ふゆごも 南瓜かぼちゃ いや 取壊とりこわ しか 合槌あいづち あき 呶鳴どな 因業いんごう 圭子けいこ 垣間かいま たま 塩梅あんばい 夜鷹よたか やつ めかけ とつ 宏壮こうそう 寒々さむざむ 寝転ねころ 小径こみち あらし 怖気おじけ 怪訝けげん 息子むすこ おこ ある こしら 指図さしず 挙句あげく とら ゆえ 料簡りょうけん 旦那だんな 暢気のんき しばら ほお たな かえで なら もみ はぜ 此処ここ 歯朶しだ ほとん 毛唐けとう 流行はや たま ようや くぐ 潺々せんせん 瀟洒しょうしゃ 炬燵こたつ 煙管きせる じい 犀星さいせい たま 生籬いけがき おい