“取極”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
とりき68.2%
とりきめ22.7%
とりきま9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「縁談は二三あるにはあったのですけれど、どれも本人が気に染まないとか申しまして、まだ取極とりきめてはおりませんし、外にも別に……」
一寸法師 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
取極とりきめて利兵衞は立戻たちもどり其段長八へ物語りしに夫婦は利兵衞のほねをりをねぎらひ厚く禮をぞのべたりけりさて翌日にもなりければ長八は娘お幸を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
なしもし御承知なら御世話せんといふに此時娘も兩親ふたおやはなれ一人の事なれば早速承知し萬事頼むとの事故相談さうだんとみ取極とりきまりて感應院は日柄ひがらえらみ首尾よく祝言しうげん
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)