取極とりきま)” の例文
なしもし御承知なら御世話せんといふに此時娘も兩親ふたおやはなれ一人の事なれば早速承知し萬事頼むとの事故相談さうだんとみ取極とりきまりて感應院は日柄ひがらえらみ首尾よく祝言しうげん
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
忠「先頃は度々たび/\お心遣いを頂戴致して相済まぬことで、あゝ首尾こうとは心得ません、お村さんは御舎弟さまの御新造さまとお取極とりきまりになったのでございますか」
業平文治漂流奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)