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『秦始皇帝』
ふりがな文庫
『
秦始皇帝
(
しんしこうてい
)
』
支那四千年の史乘、始皇の前に始皇なく、始皇の後に始皇なし。瞶々者察せず、みだりに惡聲を放ち、耳食の徒隨つて之に和し、終に千古の偉人をして、枉げて桀紂と伍せしむ。豈に哀からずや。 こは私が去る明治四十年十月十日、始皇の驪山の陵を訪うた當時の紀 …
著者
桑原隲蔵
ジャンル
歴史 > アジア史・東洋史 > 中国
初出
「新日本 第三卷第一號」1913(大正2)年1月
文字種別
旧字旧仮名
読書目安時間
約32分(500文字/分)
朗読目安時間
約53分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
抗
(
あ
)
故
(
ことさ
)
陳
(
つら
)
驪山
(
リザン
)
欒書
(
ランショ
)
之罘
(
チーフー
)
亶父
(
タンポ
)
士爕
(
しせふ
)
嶧山
(
エキザン
)
獯鬻
(
クンイク
)
玁狁
(
ケンイン
)
王綰
(
ワウワン
)
蒙恬
(
モウテン
)
諡
(
おくりな
)