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しんづ
ふりがな文庫
“しんづ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
新漬
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
新漬
(逆引き)
胡瓜
(
きゅうり
)
もみに
青紫蘇
(
あおじそ
)
。枝豆。到来物の
畳
(
たた
)
みいわし。それに
茄子
(
なす
)
の
新漬
(
しんづ
)
け。飯の時にとろろ
汁
(
じる
)
。すべてお玉の手料理の物で、金兵衛は夕飯に吉左衛門を招いた。
夜明け前:01 第一部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
これまでに味わったことのない
新漬
(
しんづ
)
けや、かなり複雑な味の煮物などがいつも
餉台
(
ちゃぶだい
)
のうえに絶えなかった。長いあいだ情味に
渇
(
かわ
)
いた生活を続けて来た笹村には、それがその日その日の
色彩
(
いろどり
)
でもあった。
黴
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
酒のさかなには、
冷豆腐
(
ひややっこ
)
、薬味、
摺
(
す
)
り
生薑
(
しょうが
)
に
青紫蘇
(
あおじそ
)
。それに
胡瓜
(
きゅうり
)
もみ、
茄子
(
なす
)
の
新漬
(
しんづ
)
けぐらいのところで、半蔵と寿平次とは涼しい風の来る店座敷の軒近いところに、めいめい
膳
(
ぜん
)
を控えた。
夜明け前:01 第一部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
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