ヒタ)” の例文
尊、御輿を停めて、水を翫び、手を洗ひ給うた故に、御衣の袖が泉に垂れて沾れた、即ち、袖をヒタす義に依つて、此国の名としたと言ふのである。
古代中世言語論 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)