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谺響
ふりがな文庫
“谺響”の読み方と例文
読み方
割合
こだま
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こだま
(逆引き)
かれは
栗鼠狩
(
りすがり
)
といふ道楽に引かれて来たので、かれの放つた
鳥銃
(
てつぽう
)
の音を反射する
谺響
(
こだま
)
は、また一たびこの無人境の寂しさを破りました。
新浦島
(新字旧仮名)
/
ワシントン・アーヴィング
(著)
われは二あし三あし進み入りぬ。されど
谺響
(
こだま
)
にひゞく
足音
(
あのと
)
おそろしければ、
徐
(
しづか
)
に歩を運びたり。先の方には焚火する人あり。三人の形明に見ゆ。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
それまで
二王立
(
におうだち
)
に立って、巨人が
小人島
(
こびとじま
)
の人間を見るように、純一を見ていた岡村画伯は、「晩に来給え」と、
谺響
(
こだま
)
のように同じ事を言って、夫人の跡に続いた。
青年
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
谺響(こだま)の例文をもっと
(6作品)
見る
谺
漢検1級
部首:⾕
12画
響
常用漢字
中学
部首:⾳
20画
“谺”で始まる語句
谺
谺姫
谺返
“谺響”のふりがなが多い著者
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
ワシントン・アーヴィング
エドガー・アラン・ポー
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
与謝野晶子
森鴎外