“交響”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こうきょう50.0%
シンフオニー50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ゆるい和笛わてきにつれて、しょう、ひちりき、和琴わごん交響こうきょうが水のせせらぐごとく鳴りかなでる。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
彼等の世界には陰影ニユアンスがない、遞層グラデーシヨンがない。調和ハーモニーがない。交響シンフオニーがない。從つて又眞正の意味の戰鬪がない。彼等の世界には唯盲目なる動搖があるのみである。一切を包む夜があるのみである。
三太郎の日記 第一 (旧字旧仮名) / 阿部次郎(著)