“天陽”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
てんと60.0%
てんとう20.0%
てんやう20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「第一、そんな船に乗りさえしなければよかったんじゃないか、お天陽てんと様と、米の飯はどこにでもついて、まわるじゃないか」
労働者の居ない船 (新字新仮名) / 葉山嘉樹(著)
天陽てんとう様相手に商売をしているお父さん達の事を考えると、この三十円ばかりの月給も、おろそかにはつかえない。途中一升一円の米を二升買った。外に朝日を五つ求める。
新版 放浪記 (新字新仮名) / 林芙美子(著)
天陽てんやうはなれ降下ふりくだり地にかへれば天やうまろかたどりうせて地いんかくなる本形ほんけいかたどる、ゆゑに雪頽なだれは千も万も圭角かどだつ也。このなだれとけるはじめは角々かど/\まろくなる、これ陽火やうくわの日にてらさるゝゆゑ天のまろきによる也。