“トンネル”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:とんねる
語句割合
隧道94.9%
地下道1.3%
墜道1.3%
掘通1.3%
洞道1.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
隧道トンネルの入口に近づいてみますと、昨夜とはちがって白昼はくちゅうだけにその惨状さんじょうは眼もあてられません。
崩れる鬼影 (新字新仮名) / 海野十三(著)
ちょうど二つ目の隧道トンネルへはいった時に青年はこう言ってじっと息を殺していた。私も石のようになって立ちどまった。
動物園の一夜 (新字新仮名) / 平林初之輔(著)
それは小さな画で、低い壁のある、平坦へいたんな、白い、切れ目もなければなんの装飾もない、非常に長い矩形くけいあなぐらまたは地下道トンネルの内部をあらわしていた。
そして、このしつを中心として、隣りから隣りへと、それよりやや小さい室が、まるで墜道トンネルのように拡がっているのだった。
空襲葬送曲 (新字新仮名) / 海野十三(著)
低い掘通トンネルから灰の一インチも溜まっている停泊用釜ドンキ・ボイラへ這上って、両脚が一度に這入らない程の穴から為吉は水管の組合っているボイラの外側へ身を縮めた。
上海された男 (新字新仮名) / 牧逸馬(著)
掘通トンネルドアを締めて出て行くボストンの跫音が聞えた後は、固形化したような空気が四方から彼を包んで、水準下の不気味な静寂に耳を透ましていた為吉は、不自然な姿勢から来る苦痛をさえ感じなかった。
上海された男 (新字新仮名) / 牧逸馬(著)
英軍が気長に洞道トンネルを切り開いたのでやうやく陥落したのである。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)