“水引”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みずひき88.0%
みづひき8.0%
みずひ4.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
福包み(かや勝栗かちぐりなどを紙に包んで水引みずひきを掛けて包んだもの、延命袋えんめいぶくろのようなもの)などを附けてかど飾りにしたものです。
これは根岸の伯母さんから、これは叔父さんの懇意な人からと、水引みづひきのかゝつた諸方からの贈物をお節はお父さんの前に置き、根岸の姉さんから別に祝つて呉れた帯なども取出して見せた。
出発 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)
番頭「大奉書おおぼうしょは一枚三銭で」書生「水引みずひきの一番大きいのは」番頭「一本二銭で」書生「一尺もあるような大熨斗おおのしは」番頭「一つ一銭五厘で」書生
食道楽:春の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)