“みずひき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
水引95.7%
瑞曳4.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その翌日、日比野の女中が、水引みずひきをかけた菓子折の箱を持って、蝙蝠を貰った礼を云いにお涌の家へ来た。
蝙蝠 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
水引みずひき慰斗のしとをかけた桶の中には、青笹を蒲団に、巨大な赤鯛が二尾、イセエビが一匹、鯛の肌のうえには、「祝儀」の二字を太い筆でかいた奉書包み、それには
花と龍 (新字新仮名) / 火野葦平(著)
手には瑞曳みずひきをかけた部厚な紙包が持たれていた。
自殺を買う話 (新字新仮名) / 橋本五郎(著)