“金龍山下”の読み方と例文
新字:金竜山下
読み方割合
きんりゆうざんした100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あたり一面の光景は疲れた母親の眼には余(あま)りに色彩が強烈(きやうれつ)すぎる程(ほど)であつた。お豊(とよ)は渡場(わたしば)の方(はう)へ下(お)りかけたけれど、急に恐(おそ)るゝ如(ごと)く踵(くびす)を返して、金龍山下(きんりゆうざんした)の日蔭(ひかげ)になつた瓦町(かはらまち)を急いだ。
すみだ川 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)