“かはら”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
40.3%
河原22.6%
21.0%
川原14.5%
1.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
多勢の子分を督勵とくれいして、草を分け、かはらを剥ぐやうに下手人を嗅ぎ廻りましたが、相手が凄いせゐか、まるつ切り見當を付けさせません。
「おれは河原かはら枯芒かれすゝき、おなしおまへも枯芒、どうせ二人が此世では花の咲かないかれすゝき」といふ謡が行はれて、童幼これを唱へ、ことに江東には多く唱はれ
震は亨る (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
この頃咲く花に石竹せきちくがあります。照り続きで、どんなに乾いたかはらにも、山道にも、平気で咲いてゐるのはこの花です。
石竹 (新字旧仮名) / 薄田泣菫(著)
これを對岸たいがんからうつすので、自分じぶんつゝみりて川原かはら草原くさはらると、いままで川柳かはやぎかげえなかつたが、一人ひとり少年せうねんくさうちすわつてしきりに水車みづぐるま寫生しやせいしてるのをつけた。
画の悲み (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
あなたの終始一貫してかはらない信条