“がはら”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
河原50.0%
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
仕舞しまひ國元へ歸り候と申立るに大岡殿はすここゑ張上はりあげられコリヤ庄兵衞其方は種々しゆ/″\の事を云奴なり己れは生國越後國頸城郡寶田村上臺憑司がせがれ昌次郎三箇月以前猿島さるしま河原がはらに於て親憑司とはかり人を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
證據しようこに持參致さば金子は引替ひきかへに渡すべき約束仕つり九助は歸宅きたく仕つりしなり其譯は私しの宿より九助村方迄は六里程の行程みちのりにて大井河原がはらつゞきゆゑ甚だ街道物騷ぶつさうに存じ昨日の如く途中とちう盜賊たうぞくにも付られなば如何いかゞ故村方へ立歸り親類共にても兩三人同道どうだうにて來らば大丈夫ぢやうぶと心得斯の通り取計ひしと申ければ文左衞門シテ其金は
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
……ずゐぶん露地ろぢ入組いりくんだ裏屋うらやだから、おそる/\、それでも、くづがはらうへんできつくと、いたけれども、なか人氣ひとけさらにない。おなじくなんけてるのであつた。
露宿 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)