“いらか”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
甍99.3%
瓦0.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
雲の峰は崩れて遠山の麓(ふもと)に靄(もや)薄く、見ゆる限りの野も山も海も夕陽の茜(あかね)に染(そ)みて、遠近(おちこち)の森の梢(こずえ)に並ぶ夥多(あまた)寺院の甍(いらか)は眩(まばゆ)く輝きぬ。
活人形 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
障子(しやうじ)を細目に開けて見ると、江戸中の櫻の蕾(つぼみ)が一夜の中に膨(ふく)らんで、甍(いらか)の波の上に黄金色の陽炎(かげろふ)が立ち舞ふやうな美しい朝でした。
太陽の若き光は古びたる瓦(いらか)を暖め