“東山義政”の読み方と例文
読み方割合
ひがしやまよしまさ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
東山義政ひがしやまよしまさ数奇すきと風雅をこらしたにわがあった。紫陽花あじさい色の夕闇に、灯に濡れたこけの露が光っていた。
新書太閤記:02 第二分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
からもの肩衝かたつきで、これが東山義政ひがしやまよしまさの手に入ったとき、義政がよろこびの余り「くれなゐの初花染めの色深く思ひし心我れ忘れめや」の一歌をえいじたというのでこの銘がある。
新書太閤記:10 第十分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)