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肩衝
ふりがな文庫
“肩衝”の読み方と例文
読み方
割合
かたつき
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かたつき
(逆引き)
その頃の流行にかぶれて、大枚の金子を払つて出入りの道具屋から、雲山といふ
肩衝
(
かたつき
)
の茶入を手に入れました。
利休と遠州
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
絹のきれが全く除けられてしまうと、そこにはだかの雲鶴青磁が
肩衝
(
かたつき
)
もなめらかに立っているのを見た。彼は陶器が裸になった羞かしさを見たことがはじめてであった。
陶古の女人
(新字新仮名)
/
室生犀星
(著)
からもの
肩衝
(
かたつき
)
で、これが
東山義政
(
ひがしやまよしまさ
)
の手に入ったとき、義政がよろこびの余り「くれなゐの初花染めの色深く思ひし心我れ忘れめや」の一歌を
詠
(
えい
)
じたというのでこの銘がある。
新書太閤記:10 第十分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
肩衝(かたつき)の例文をもっと
(5作品)
見る
肩
常用漢字
中学
部首:⾁
8画
衝
常用漢字
中学
部首:⾏
15画
“肩衝”で始まる語句
肩衝山
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油屋肩衝
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野村胡堂