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『利休と遠州』
ふりがな文庫
『
利休と遠州
(
りきゅうとえんしゅう
)
』
むかし、堺衆の一人に某といふ数寄者がありました。その頃の流行にかぶれて、大枚の金子を払つて出入りの道具屋から、雲山といふ肩衝の茶入を手に入れました。太閤様御秘蔵の北野肩衝も、徳川家御自慢の初花肩衝も、よもやこれに見勝るやうなことはあるまいと …
著者
薄田泣菫
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約12分(500文字/分)
朗読目安時間
約20分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
拒
(
は
)
角
(
つの
)
羽箒
(
はばうき
)
毀
(
こは
)
炉
(
いろり
)
驕慢
(
けうまん
)
遣
(
つか
)
紛
(
まが
)
沸
(
たぎ
)
挽茶
(
ひきちや
)
戯談
(
じようだん
)
抛擲
(
はうてき
)
性
(
たち
)
徹
(
とほ
)
叮嚀
(
ていねい
)
鑑定
(
めきき
)
噤
(
つぐ
)
讒訴
(
ざんそ
)
言前
(
いひまへ
)
囃
(
はや
)
衒気
(
げんき
)
胴高
(
どうたか
)
肩衝
(
かたつき
)
工風
(
くふう
)
罹
(
かか
)
置形
(
おきがた
)
平素
(
ふだん
)
粒桐
(
つぶきり
)
疵
(
きず
)
玄以
(
げんい
)
八徳
(
はつとく
)
掌面
(
てのひら
)
悪様
(
あしざま
)