“東山殿”の読み方と例文
読み方割合
ひがしやまどの100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いよいよ明るいおももちに返って、南宋なんそう北宋ほくそうの画風を問い、東山殿ひがしやまどのの好みと土佐の絵所の比較を論じ、また近世の山楽などの狩野調かのうちょうから和蘭陀絵オランダえの影響などにいたるまで
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
東山殿ひがしやまどのからの茶が武家一般に伝わって、それが公式な饗応のあとに、また、各〻の家庭のうちに、さらに、陣中の交友や心養にまで用いられだして来た傾向は、もう近年ともいえないほど
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)