“銀閣寺”の読み方と例文
読み方割合
ぎんかくじ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きょう銀閣寺ぎんかくじ金閣寺きんかくじ庭園ていえん数奇すきかぎりをつくした、たいそう贅沢ぜいたくなものとかねてききおよんでりますので、ときわたくしはこちらからのぞいてたことがございますが
八坂やさかの塔だの、東寺とうじの塔だの、知恩院ちおんゐんだの、金閣寺きんかくじだの銀閣寺ぎんかくじだのがきらきらと映ります。
私の生ひ立ち (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
筍を見たので思い出したが、今年はとうとう花の咲いたのも知らないうちに過してしまった。去年はたしか敏子と二人で、疏水そすいのふちを銀閣寺ぎんかくじから法然院ほうねんいんの方へ花見をして歩いたことがあった。
(新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)