“温籠”の読み方と例文
読み方割合
ぬくもり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
頭の中に籠ツてゐた夜の温籠(ぬくもり)を、すツかり清水(せいすい)で冷(さ)まして了ツた、さて長火鉢(ながひばち)の前に坐(すは)ると、恰で生まれ變ツたやうな心地だ。
平民の娘 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)
次に手ばしこく蒲團を畳(たた)んで押入へ押籠む……夜の温籠(ぬくもり)は、二十日鼠(はつかねづみ)のやうに動くお房の煽(まほり)と、中窓から入ツて來る大氣とに冷(さま)されて、其處らが廓然(からり)となる。
平民の娘 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)