“清水昌一”の読み方と例文
読み方割合
しみずしょういち100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「どうぞ。当夜は清水昌一しみずしょういちさんの独唱ソロもある筈になっていますから、是非大井さんとでもいらしって下さい。——君は清水さんを知っていたかしら。」
路上 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
「とにかくその清水昌一しみずしょういちとか云う男は、藤沢なんぞの話によると、独唱家ソロイストと云うよりゃむしろ立派な色魔だね。」
路上 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
通って見ると部屋の中には、もう四五人の大学生が、フロックの清水昌一しみずしょういちと一しょに、小さな卓子テエブルを囲んでいた。藤沢はその連中を一々俊助に紹介した。
路上 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)