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山清水
読み方 | 割合 |
やましみづ | 75.0% |
やましみず | 25.0% |
洋燈も
珍しいが、
座敷もまだ
塗立ての
生壁で、
木の
香は
高し、
高縁の
前は、すぐに
樫、
槻の
大木大樹鬱然として、
樹の
根を
繞つて、
山清水が
潺々と
音を
寂に
流れる。
山吹の
立ちよそひたる
山清水汲みに
行かめど
道の
知らなく 〔巻二・一五八〕 高市皇子
山清水がしとしとと
湧く
径が
薬研の底のようで、両側の
篠笹を
跨いで通るなど、ものの
小半道踏分けて参りますと、
其処までが
一峰で。