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生壁
ふりがな文庫
“生壁”の読み方と例文
読み方
割合
なまかべ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なまかべ
(逆引き)
洋燈
(
ランプ
)
も
珍
(
めづら
)
しいが、
座敷
(
ざしき
)
もまだ
塗立
(
ぬりた
)
ての
生壁
(
なまかべ
)
で、
木
(
き
)
の
香
(
か
)
は
高
(
たか
)
し、
高縁
(
たかゑん
)
の
前
(
まへ
)
は、すぐに
樫
(
かし
)
、
槻
(
つき
)
の
大木
(
たいぼく
)
大樹
(
たいじゆ
)
鬱然
(
うつぜん
)
として、
樹
(
き
)
の
根
(
ね
)
を
繞
(
めぐ
)
つて、
山清水
(
やましみづ
)
が
潺々
(
せん/\
)
と
音
(
おと
)
を
寂
(
しづか
)
に
流
(
なが
)
れる。
十和田湖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
どう責めてみても、
生壁
(
なまかべ
)
に問答をしているようなもので、一向に通じない。
牢獄の花嫁
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
大暴風
(
おほあらし
)
うすずみ色の
生壁
(
なまかべ
)
にさくら
許多
(
ここだ
)
くたたきつけたり
桜
(新字旧仮名)
/
岡本かの子
(著)
生壁(なまかべ)の例文をもっと
(3作品)
見る
生
常用漢字
小1
部首:⽣
5画
壁
常用漢字
中学
部首:⼟
16画
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生壁色
生壁問答
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生鼠壁
“生壁”のふりがなが多い著者
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泉鏡花