“塗立”の読み方と例文
読み方割合
ぬりた100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
洋燈ランプめづらしいが、座敷ざしきもまだ塗立ぬりたての生壁なまかべで、たかし、高縁たかゑんまへは、すぐにかしつき大木たいぼく大樹たいじゆ鬱然うつぜんとして、めぐつて、山清水やましみづ潺々せん/\おとしづかながれる。
十和田湖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
お代のよろこび一晩寝ずに顔ばかり洗いて濃き白粉おしろい塗立ぬりたてつらん。
食道楽:春の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)