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篠笹
ふりがな文庫
“篠笹”の読み方と例文
読み方
割合
しのざさ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しのざさ
(逆引き)
山清水
(
やましみず
)
がしとしとと
湧
(
わ
)
く
径
(
こみち
)
が
薬研
(
やげん
)
の底のようで、両側の
篠笹
(
しのざさ
)
を
跨
(
また
)
いで通るなど、ものの
小半道
(
こはんみち
)
踏分
(
ふみわ
)
けて参りますと、
其処
(
そこ
)
までが
一峰
(
ひとみね
)
で。
春昼
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
裏の薮から、
篠笹
(
しのざさ
)
を切ってきて、それに母の裁縫道具の中から縫糸を持ち出して道糸をこしらえては、鈎を結んで出て行った。
小伜の釣り
(新字新仮名)
/
佐藤垢石
(著)
庭に
篠笹
(
しのざさ
)
の植込があって
幽
(
かす
)
かにゆれているのを、私は喋る気がしなくなって、実に長いこと睨んでいた。
篠笹の陰の顔
(新字新仮名)
/
坂口安吾
(著)
篠笹(しのざさ)の例文をもっと
(7作品)
見る
篠
漢検準1級
部首:⽵
17画
笹
漢検準1級
部首:⽵
11画
“篠”で始まる語句
篠
篠懸
篠竹
篠原
篠村
篠山
篠突
篠笛
篠垣
篠田
“篠笹”のふりがなが多い著者
長谷川時雨
佐藤垢石
岡本かの子
田山花袋
泉鏡花
宮沢賢治
坂口安吾