“清水越”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しみずご33.3%
しみづごえ33.3%
しみづごへ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
越後から清水越しみずごえか、或いは三国峠みくにとうげをよじて上州の沼田へ出たであろうと想像され、そうして碓氷うすいを越え
大菩薩峠:35 胆吹の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
之より国境を通過つうくわして清水越しみづごえいたらんには、少くとも十数日の日子をえうし、又利根岳より尾瀬沼即ち岩代と上野の国境にでんにも亦十余日をえうすべし
利根水源探検紀行 (新字旧仮名) / 渡辺千吉郎(著)
国境論とは上越の国界なる清水越しみづごへより山脈の頂上をつね進行しんこうせんとするものにして、つひに頂上より水源をみとめなば水流をふて漸次くだらんとするなり、水源論とははじめより水流をさかのぼりて水源にいた
利根水源探検紀行 (新字旧仮名) / 渡辺千吉郎(著)