“ずまゐ”の漢字の書き方と例文
語句割合
住居100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あきよりたゞ一人の伯父おぢわづらひて、商賣しやうばい八百やをみせもいつとなくぢて、おなまちながら裏屋うらや住居ずまゐなりしよしはけど、六づかしきしゆう給金きうきんきにもらへえば此身このみりたるもおなこと
大つごもり (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
秋よりただ一人の伯父がわづらひて、商売の八百や店もいつとなく閉ぢて、同じ町ながら裏屋住居ずまゐに成しよしは聞けど、むづかしきしゆうを持つ身の給金を先きにもらへばこの身は売りたるも同じ事
大つごもり (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)