“ずまい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
住居98.5%
生活1.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
お坊さん、左様なら、おまえさんが、島にしんぼうできなかったとおなじこと、あたくしも、あなぐら住居ずまいは、いや、いや、いや。
雪之丞変化 (新字新仮名) / 三上於菟吉(著)
お父さまはお父さまで、アパート住居ずまいなんかなすっておしまいになる。他の親類の人だってむろん、前を通っても声もかけない。
女の一生 (新字新仮名) / 森本薫(著)
この峠へ上ると、日本アルプスの第一閃光が始めて旅客の眼に落ちる——と、北は焼岳やけだけの峠、つづいては深山生活ずまい荒男あらしおの、胸のほむらか、硫烟の絶え間ない硫黄岳が聳えている
梓川の上流 (新字新仮名) / 小島烏水(著)