“ぢうきよ”の漢字の書き方と例文
語句割合
住居100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けんにて住居ぢうきよなし此近邊このきんぺん大身代おほしんだいなり主は入聟いりむこにてしやう三郎と云今年ことし六十さいつまは此家のむすめにて名をおつねび四十さいなれども生得しやうとく派手はでなる事を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
人類の住居ぢうきよには樣々さま/″\の種類有るものにて、我々われ/\日本人にほんじんは現今地盤上にてたる家にのみすまへど、古今を通じて何人種なにじんしゆも同樣と云ふ譯にはあらず。
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)
締殺し候覺え毛頭もうとう御座なく元私し事はいやしき者の娘にて津國屋がまだ神田に住居ぢうきよ致せし節同人店に居候中兩親も死にはて候ひしを不便に思ひ私しを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
日本本州に於けるコロボックルの住居ぢうきよは如何。口碑こうひ遺跡ゐせき共に存せず、固より明言めいげんするの限にあらざれど、常陸風土記所載ひたちふうどきしよさいの一項は稍推考すいこう手掛てがかりとするを得ん。
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)
つか仕舞しまひしかば三人は約束の如く思ひ/\に別れけり夫より雲切仁左衞門は本郷六丁目へ住居ぢうきよして家名を甲州屋とよび米商賣こめしやうばい
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
住居ぢうきよの大小は家族かぞくの多少に因る事勿論もちろんなれど塲合ばあひに由つては一個いつこの大部屋をもうくる代りに數個すうこの小部屋を作る事も有りしと思はる。瓢形ひやうかた竪穴たてあなの如き即ち其例なり。
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)