“竪穴”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
たてあな75.0%
じゆけつ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
灰及び燒け木は竪穴たてあなすみより出づる事有り、また貝塚の中より出づる事有り。飮食物いんしよくぶつ煮焚にたきは屋内にても爲し又屋外にても爲せしが如し。
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)
予想に違わず、その下に丸い竪穴たてあなの口が開いていた。二人は下からの射撃を避けるために身をかわしながら、サッと懐中電燈の光を穴の中に投じた。
偉大なる夢 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
是等の竪穴じゆけつがコロボックルのものたる事、即ち石噐時代人民せききじだいじんみんのものたる事は口碑こうひのみに由つて推測すゐそくするに非ず、土中の發見物はつけんぶつに由つて確知するをるなり
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)