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煮焚
ふりがな文庫
“煮焚”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
にた
59.3%
にたき
40.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
にた
(逆引き)
灰及び燒け木は
竪穴
(
たてあな
)
の
隅
(
すみ
)
より出づる事有り、
又
(
また
)
貝塚の中より出づる事有り。
飮食物
(
いんしよくぶつ
)
の
煮焚
(
にた
)
きは屋内にても爲し又屋外にても爲せしが如し。
コロボックル風俗考
(旧字旧仮名)
/
坪井正五郎
(著)
ずっと昔からこの家の習慣で、女が見るものを見るころは家族のものからも離れ、ひとりで
煮焚
(
にた
)
きまでして、そこにこもり暮らすという。
夜明け前:01 第一部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
煮焚(にた)の例文をもっと
(16作品)
見る
にたき
(逆引き)
松子さんの病室の次の間は
囲炉裡
(
ゐろり
)
になつてゐて、このごろは、三郎さんがお母さんに代つて、そこで
煮焚
(
にたき
)
をしました。
身代り
(新字旧仮名)
/
土田耕平
(著)
彼は
唯
(
ただ
)
、今の離座敷にあるものをそっくり新規な家の方へ持って行くだけのことであった。丁度
煮焚
(
にたき
)
の世話を頼むに好さそうな婆やも一人見つかったし。
新生
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
煮焚(にたき)の例文をもっと
(11作品)
見る
煮
常用漢字
中学
部首:⽕
12画
焚
漢検準1級
部首:⽕
12画
“煮”で始まる語句
煮
煮染
煮炊
煮〆
煮込
煮肴
煮立
煮方
煮汁
煮団子
“煮焚”のふりがなが多い著者
坪井正五郎
徳冨蘆花
二葉亭四迷
三遊亭円朝
土田耕平
谷崎潤一郎
モーリス・ルヴェル
島崎藤村
長塚節
中里介山