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にたき
ふりがな文庫
“にたき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
煮炊
51.3%
煮焚
28.2%
煮焼
10.3%
割烹
2.6%
炊事
2.6%
烹熟
2.6%
煮沸
2.6%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
煮炊
(逆引き)
それを見て、水をすかしているふたりの
士卒
(
しそつ
)
がいった。
大久保勢
(
おおくぼぜい
)
の
兵糧方
(
ひょうろうがた
)
、
飯
(
めし
)
や
汁
(
しる
)
を
煮炊
(
にたき
)
する身分の
軽
(
かる
)
い兵である。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
にたき(煮炊)の例文をもっと
(20作品)
見る
煮焚
(逆引き)
彼は
唯
(
ただ
)
、今の離座敷にあるものをそっくり新規な家の方へ持って行くだけのことであった。丁度
煮焚
(
にたき
)
の世話を頼むに好さそうな婆やも一人見つかったし。
新生
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
にたき(煮焚)の例文をもっと
(11作品)
見る
煮焼
(逆引き)
名物と云えば、も一ツその早瀬塾の若いもので、これが
煮焼
(
にたき
)
、拭掃除、万端世話をするのであるが、通例なら学僕と云う処、
粋
(
いなせ
)
な
兄哥
(
あにい
)
で、鼻唄を
唱
(
うた
)
えばと云っても学問をするのでない。
婦系図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
にたき(煮焼)の例文をもっと
(4作品)
見る
▼ すべて表示
割烹
(逆引き)
また
割烹
(
にたき
)
の法とか育児法とか申す事位は、台所で母や
下女
(
げじょ
)
と相談したり、出入の医者に聞いたり、一、二冊の簡便な書物を読んだりしても解る事です。
離婚について
(新字新仮名)
/
与謝野晶子
(著)
女子大学などと申す立派な名義の学校まで出来ながら、多数の生徒は何を習っているかといえば、良妻賢母主義の倫理と家政科と言う
割烹
(
にたき
)
の
御稽古
(
おけいこ
)
とが主になっております。
離婚について
(新字新仮名)
/
与謝野晶子
(著)
にたき(割烹)の例文をもっと
(1作品)
見る
炊事
(逆引き)
少しも
安息
(
やす
)
む暇がないうちにも弟を小学校に出し妹に自分で裁縫の稽古をしてやり、夜は弟の
復習
(
さらえ
)
も
験
(
み
)
てやらねばならず、
炊事
(
にたき
)
から洗濯から皆な自分一人の手でやっていた。
二少女
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
にたき(炊事)の例文をもっと
(1作品)
見る
烹熟
(逆引き)
第九
食物
(
しよくもつ
)
も
衣服
(
いふく
)
の
如
(
ごと
)
く
分限
(
ぶんげん
)
によるは
勿論
(
もちろん
)
なれど、
肉食
(
にくしよく
)
は
鮮
(
あざら
)
けく
新
(
あた
)
らしき
品
(
しな
)
、
野菜
(
やさい
)
は
稚
(
わか
)
き
柔
(
やわらか
)
なる
品
(
しな
)
を
擇
(
えら
)
ぶべし。よく
烹熟
(
にたき
)
して、
五穀
(
ごこく
)
に
交
(
まじ
)
へ
喰
(
くら
)
ふをよしとする
事
(
こと
)
。
養生心得草
(旧字旧仮名)
/
関寛
(著)
にたき(烹熟)の例文をもっと
(1作品)
見る
煮沸
(逆引き)
引
(
ひき
)
越して五六日間は板を買つて来て棚を
彼処此処
(
あちらこちら
)
に附けるのも面白いし、妻が
瓦斯
(
ぐわす
)
で
煮沸
(
にたき
)
をするのを子供等と一緒に成つて珍らし
相
(
さう
)
に眺めたり
執達吏
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
(著)
にたき(煮沸)の例文をもっと
(1作品)
見る
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