“煮焼”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
にたき80.0%
にや20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
むしろをしきつらね、なべ・やくわん・ぜん・わんなど此雪の棚におき、物を煮焼にたきし、濁酒にごりざけなどのみ、小童こども大勢雪の堂に(いきんだうと云)あそび、同音どうおんに鳥追哥をうたひ
名物と云えば、も一ツその早瀬塾の若いもので、これが煮焼にたき、拭掃除、万端世話をするのであるが、通例なら学僕と云う処、いなせ兄哥あにいで、鼻唄をうたえばと云っても学問をするのでない。
婦系図 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
飯もたかなければならず、おかずの煮焼にやきもしなければならない。小さな板きれでも、貴重品だ。
無人島に生きる十六人 (新字新仮名) / 須川邦彦(著)