“りょうり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
料理81.3%
良吏6.3%
割烹6.3%
鯪鯉6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
このごろ、てんぴをあたらしくったので、おねえさんは、しきりにいろいろのお料理りょうりつくるのだけれど、あまりうまくいかなかったのです。
北風にたこは上がる (新字新仮名) / 小川未明(著)
「お客さん、ご存知ですかい。あのお方が、及時雨きゅうじうといって、県でも良吏りょうりと評判な宋押司さんでございますがね」
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
下手人とみられる宋江は、彼が厚く信頼もし、部下ながら尊敬すら抱いている稀れな良吏りょうりである。「……どうして宋江が?」と情けなくもあり、同時に助けてやりたい気もちのほうがいっぱいだった。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
もっぱら西洋の割烹りょうりを用い。家屋すまいも石造玻窓はそうにかぎり。衣服は筒袖呢布らしゃならでは着するをいとい。家の婢僕ひぼくに至るまでも。わが国振りの衣服を着せしめず。皆洋服の仕為着しきせを用いしむるまでにして。
藪の鶯 (新字新仮名) / 三宅花圃(著)
食虫(鼹鼠もぐら等)、手翅(蝙蝠こうもり)、皮翅(インド諸島の飛狐猴コルゴ属)、貧歯(鯪鯉りょうり等)、齧歯げっし(兎鼠)、チロドンチア(現存せず)、啖肉たんにく(猫犬等)、鯨鯢げいげい、シレニア(琉球のザンノイオ等)、有蹄ゆうてい