“清清”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
すがすが33.3%
せいせい33.3%
さわさわ16.7%
すが/″\16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
初めて君の詩に接した時、私はその声の清清すがすがしさに、初めて湧きいでた同じ泉の水の鮮かさと歓ばしさとを痛切に感じた。
抒情小曲集:04 抒情小曲集 (新字旧仮名) / 室生犀星(著)
そんなところに近い※クトル・マツセまちの下宿住居ずまゐが、東京にも見られない程静かな清清せいせいしたところだとは自分も来る迄は想像しなかつたのである。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
清清さわさわに湧きしたたり
海豹と雲 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
其後そのうしろの新公園を朝霧の中に濡れた落葉を踏んで凱旋門まで抜けたのは気持を清清すが/″\させた。其処そこで逢つた三人づれの小学の女生徒が黒い服に揃ひの青い帽をかぶつて背嚢はいなうを負うて居たのは可愛かあいかつた。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)