抒情小曲集じょじょうしょうきょくしゅう04 抒情小曲集04 じょじょうしょうきょくしゅう
芽がつつ立つ ナイフのやうな芽が たつた一本 すつきりと蒼空につつ立つ 抒情詩の精神には音楽が有つ微妙な恍惚と情熱とがこもつてゐて人心に囁く。よい音楽をきいたあとの何者にも経験されない優和と嘆賞との瞬間。ただちに自己を善良なる人間の特質に導 …
題名が同じ作品
抒情小曲集:02 序 (新字旧仮名)萩原朔太郎 (著)
抒情小曲集:03 序 (新字旧仮名)田辺孝次 (著)