さや)” の例文
さやる」は、障礙しょうがいのことで、「百日ももかしも行かぬ松浦路まつらぢ今日行きて明日は来なむを何かさやれる」(巻五・八七〇)にも用例がある。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
遊行ゆぎやうしてさやり無してふ日はあらずただになづみぬうちこもりつつ
白南風 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
いすくはし一〇 くぢさや一一
朽木くちきを出でて日にさや
有明集 (旧字旧仮名) / 蒲原有明(著)
「あしひきの八峯やつを踏み越え、さしまくるこころさやらず、後代のちのよの語りつぐべく、名を立つべしも」(四一六四)とあり、短歌の方に
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
遊行ゆぎやうしてさやり無してふ日はあらずただになづみぬうちこもりつつ
白南風 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
が待つや 鴫はさやらず
朽木を出でて日にさや
有明集 (旧字旧仮名) / 蒲原有明(著)
すべもなくくるしくあればはしななとへど児等こらさやりぬ 〔巻五・八九九〕 山上憶良
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
はなひり、おこさや
新頌 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
はなひり、おこさや
新頌 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
まず、さや
新頌 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
まず、さや
新頌 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)