“泥障”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あおり33.3%
あふ33.3%
アホリ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
又、泥障あおりかけもてきたれ、という。
連環記 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
御腰蓑おんこしみのには白熊、鞭をおびられ、白革しろかはのお弓懸ゆがけには、桐のとうの御紋あり、猩々皮しやうじやうがは御沓おんくつに、お行縢むかばきは金に虎のまだらを縫ひ、御鞍重おんくらかさね、泥障あふり、御手綱、腹巻、馬の尾袋をぶくろまでくれなゐつな、紅の房
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
其又下は前に申したワクであつて、立派な縫箔ヌヒハクをした泥障アホリをつけた、胴の高さ六尺余の太鼓を斜に柱にもたせかけ、膝頭までの揃ひの筒袖を着た男が、かはる/″\登つて
髯籠の話 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)