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破障子
ふりがな文庫
“破障子”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
やぶれしょうじ
54.5%
やれしょうじ
27.3%
やぶれしやうじ
9.1%
やれしやうじ
9.1%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やぶれしょうじ
(逆引き)
いま、きみは結構な町の畳からと言ったけれど、母親の寝ていた奥の四畳は
破障子
(
やぶれしょうじ
)
の穴だらけだ。
卵塔場の天女
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
破障子(やぶれしょうじ)の例文をもっと
(6作品)
見る
やれしょうじ
(逆引き)
横ざまに、
杖
(
ステッキ
)
で、
敲
(
たた
)
き払った。が、
人気勢
(
ひとげはい
)
のする
破障子
(
やれしょうじ
)
を、
及腰
(
およびごし
)
に
差覗
(
さしのぞ
)
くと、目よりも先に鼻を
撲
(
う
)
った、このふきぬけの戸障子にも似ず、したたかな酒の香である。
怨霊借用
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
破障子(やれしょうじ)の例文をもっと
(3作品)
見る
やぶれしやうじ
(逆引き)
気候はいやに
肌
(
はだ
)
寒くなつて、
折々
(
をり/\
)
勝手口
(
かつてぐち
)
の
破障子
(
やぶれしやうじ
)
から
座敷
(
ざしき
)
の中まで吹き込んで来る風が、
薄暗
(
うすぐら
)
い
釣
(
つるし
)
ランプの火をば吹き消しさうに
揺
(
ゆす
)
ると、
其
(
そ
)
の
度々
(
たび/\
)
、黒い
油煙
(
ゆえん
)
がホヤを
曇
(
くも
)
らして
すみだ川
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
破障子(やぶれしやうじ)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
やれしやうじ
(逆引き)
何
(
なに
)
より、
嫌
(
いや
)
な、
可恐
(
おそろし
)
い
雷
(
かみなり
)
が
鳴
(
な
)
つたのです。たゞさへ
破
(
わ
)
れようとする
心臟
(
しんぞう
)
に、
動悸
(
どうき
)
は、
破障子
(
やれしやうじ
)
の
煽
(
あふ
)
るやうで、
震
(
ふる
)
へる
手
(
て
)
に
飮
(
の
)
む
水
(
みづ
)
の、
水
(
みづ
)
より
前
(
さき
)
に
無數
(
むすう
)
の
蚊
(
か
)
が、
目
(
め
)
、
口
(
くち
)
、
鼻
(
はな
)
へ
飛込
(
とびこ
)
んだのであります。
雪霊続記
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
破障子(やれしやうじ)の例文をもっと
(1作品)
見る
破
常用漢字
小5
部首:⽯
10画
障
常用漢字
小6
部首:⾩
14画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
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破
破綻
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破風
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破廉恥
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