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油障子
読み方 | 割合 |
あぶらしやうじ | 66.7% |
あぶらしょうじ | 33.3% |
ついて
曲ると、
眞晝間の
幕を
衝と
落した、
舞臺横手のやうな、ずらりと
店つきの
長い、
廣い
平屋が、
名代の
團子屋。
但し
御酒肴とも
油障子に
記してある。
平次はさう言ひ乍ら、町木戸の裏の番屋の
油障子を覗きました。
裏口に、ちらりと
灯がさしたような気がした。
油障子に、
提灯の
灯が動いて見えた——と思ったのである。
青いものがこんもりした
町角で、横一窓の
油障子に、ボウと黄色い明りが
洩れていて、サヤサヤと
縞目を
描いている柳の糸。軒には、「
堀川会所」とした三尺札が下がっていた。