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及腰
ふりがな文庫
“及腰”の読み方と例文
読み方
割合
およびごし
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
およびごし
(逆引き)
看病人を頼むのも、医者を心付けるのも、
北里
(
きた
)
と、小石川の
及腰
(
およびごし
)
、
瘠細
(
やせほそ
)
るばかり塩気を
断
(
た
)
って、
生命
(
いのち
)
を縮めてもと念じ
明
(
あか
)
した。
湯島詣
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
枕元の机の上の
巻烟草
(
まきたばこ
)
を取ろうとして、
袂
(
たもと
)
を
啣
(
くわ
)
えて
及腰
(
およびごし
)
に手を伸ばす時、
仰向
(
あおむ
)
きに
臥
(
ね
)
ている私の眼の前に、雪を
欺
(
あざむ
)
く二の腕が近々と見えて、懐かしい女の
香
(
か
)
が
芬
(
ぷん
)
とする。
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
足をからむとか蛇をふみつけるとかしてわあつ! と
及腰
(
およびごし
)
になりかかると
木枯の酒倉から:――聖なる酔つ払ひは神々の魔手に誘惑された話――
(新字旧仮名)
/
坂口安吾
(著)
及腰(およびごし)の例文をもっと
(21作品)
見る
及
常用漢字
中学
部首:⼜
3画
腰
常用漢字
中学
部首:⾁
13画
“及”で始まる語句
及
及第
及川
及時雨
及至
及位
及落
及衆
及暁
及門
“及腰”のふりがなが多い著者
泉鏡花
二葉亭四迷
泉鏡太郎
永井荷風
坂口安吾