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およびごし
ふりがな文庫
“およびごし”の漢字の書き方と例文
語句
割合
及腰
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
及腰
(逆引き)
君江も屑羊羹を
頬張
(
ほおば
)
りながら少し
及腰
(
およびごし
)
になって
つゆのあとさき
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
と教頭が言いも果てぬに、身を
捻
(
ひね
)
ったなりで、礼もしないで、つかつかと出そうにすると、がたがたと靴を鳴らして、教頭は
及腰
(
およびごし
)
に追っかけて
婦系図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
五助は
服
(
きもの
)
はだけに大の字
形
(
なり
)
の
名残
(
なごり
)
を見せて、
蟇
(
ひきがえる
)
のような
及腰
(
およびごし
)
、顔を突出して目を
睜
(
みは
)
って、障子越に紅梅屋敷の
方
(
かた
)
を
瞻
(
みつ
)
めながら、がたがたがたがた
註文帳
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
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(21作品)
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“およびごし”の意味
《名詞》
およびごし 【及び腰】
落ち着きや自信のない腰つき。
消極的で遠慮がちなさま。
(出典:Wiktionary)