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苞入
ふりがな文庫
“苞入”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
つといり
50.0%
つとい
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つといり
(逆引き)
暮に取立ての初穂を、まず新しい
苞入
(
つといり
)
にして、切火を打って、ここから七里ある、小田原なる城の鎮守、親仁が産神に、
謹上
(
つつしんでたてまつる
)
。
わか紫
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
あに、はい、墓さ
苞入
(
つといり
)
に及ぶもんか、手間
障
(
ざい
)
だ。また誰も見ていねえで、構いごとねえだ、と
吐
(
こ
)
いての。
縷紅新草
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
苞入(つといり)の例文をもっと
(2作品)
見る
つとい
(逆引き)
と頼朝の
面
(
おもて
)
をしげしげ見直し、
苞入
(
つとい
)
りの刀を彼の手へもどすと、名も告げずに立去ってしまった。
源頼朝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
同時に、背中から頭高にかかった、雨と露と
埃
(
ほこり
)
で汚れた、あやめもわかぬ袋入りの琵琶というものの存在が消滅して、その代りに、
藁
(
わら
)
の
苞入
(
つとい
)
りの四角な横長の箱と覚しきものを背負っている。
大菩薩峠:40 山科の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
苞入(つとい)の例文をもっと
(2作品)
見る
苞
漢検1級
部首:⾋
8画
入
常用漢字
小1
部首:⼊
2画
“苞”で始まる語句
苞
苞苴
苞形
苞腋
苞葉
“苞入”のふりがなが多い著者
中里介山
泉鏡花
吉川英治