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一槍
ふりがな文庫
“一槍”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ひとやり
60.0%
いっそう
40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひとやり
(逆引き)
なにがしという一人の家を
囲
(
かこ
)
みたるおり、
鶏
(
にわとり
)
の
塒
(
ねぐら
)
にありしが、驚きて鳴きしに、主人すは
狐
(
きつね
)
の来しよと、
素肌
(
すはだか
)
にて起き、戸を出ずる処を、
名乗掛
(
なのりか
)
けて
唯
(
ただ
)
一槍
(
ひとやり
)
に殺しぬ。
みちの記
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
と、私は
大袈裟
(
おおげさ
)
に
呆
(
あき
)
れてみせて、ひとのいい博士の、急所に
一槍
(
ひとやり
)
突込
(
つっこ
)
んだ。
今昔ばなし抱合兵団:――金博士シリーズ・4――
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
一槍(ひとやり)の例文をもっと
(3作品)
見る
いっそう
(逆引き)
と鉄砲組の
狙撃
(
そげき
)
を制して、
一槍
(
いっそう
)
をもって立ちむかい、ついに突き伏せてその首級をあげた。
新書太閤記:08 第八分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
擬
(
まが
)
い
者
(
もの
)
の神尾主膳であった折助の権六を
一槍
(
いっそう
)
の
下
(
もと
)
に床柱へ縫いつけた時、主膳の同僚木村は怒り心頭より発して、刀を抜き放って竜之助に斬ってかかったが、
脆
(
もろ
)
くもその刀を奪い取られて
大菩薩峠:10 市中騒動の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
一槍(いっそう)の例文をもっと
(2作品)
見る
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
槍
漢検準1級
部首:⽊
14画
“一”で始まる語句
一
一人
一寸
一言
一時
一昨日
一日
一度
一所
一瞥
検索の候補
一本槍
一番槍
槍一筋
“一槍”のふりがなが多い著者
鈴木牧之
山東京山
中里介山
吉川英治
森鴎外
海野十三