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じに
ふりがな文庫
“じに”の漢字の書き方と例文
語句
割合
死
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
死
(逆引き)
そんな
賤
(
いや
)
しい素性の者なら、たとえ英吉がその為に、
憧
(
こが
)
れ
死
(
じに
)
をしようとも、己たち両親が承知をせん。家名に係わる、と云ったろう。
婦系図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
オーレンカはサーシャが両親にすっかり
打棄
(
うっちゃ
)
られて、一家の余計者扱いにされ、
飢
(
う
)
え
死
(
じに
)
しかけているような気がしてならなかった。
可愛い女
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
「これではとてもやりきれない。かつえ
死
(
じに
)
に
死
(
し
)
ぬほかなくなる。
今
(
いま
)
のうちにどうかして
猫
(
ねこ
)
をふせぐ
相談
(
そうだん
)
をしなければならない。」
猫の草紙
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
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