“肉芽”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
にくが50.0%
にくげ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
或る西洋医者は食物問題に注意しないで外科の病人がほとんど疵口のなおった時猪を食べてもよいかと尋ねたら肉食は結構だ、肉芽にくがが早く発生するから肉食をなさい
食道楽:冬の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
水疱すゐはうはいつかやぶれて糜爛びらんした患部くわんぶを、あぶらるからいとはしくきたなくしてた。んだ細胞さいぼうしたからあざやかにあかはじめた肉芽にくげ外部ぐわいぶ刺戟しげきたいしてすこしの抵抗力ていかうりよくつてない細胞さいぼうあつまりである。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)